出張でホテルに泊まると、2,000円からが当たり前。これは自慢じゃなく、ただの現実です。

私の周りの80年代生まれの友人たちは、工場を経営したり、ECをやったりして、毎日忙しく飛び回っています。それに比べて、私はあまりピリピリせずに生きています。

別に私が特別賢いわけではなく、ただ10年前に一つのことをはっきり理解しただけです。

給料だけで逆転を狙うのは遅すぎる。
トレンドとサイクルを掴むのが正しい道です。

当時、私は思い切ってトレードの道に全てをかけ、この世界で這いずり回ってきました。今こうして話せる自信があるのは――

私はまだ生き残っているからです。

ブル・ベアサイクルを何度も経験し、暴騰暴落も見てきました。テクニカル分析は、私が一番頼りにしているものではありません。

本当に大事なのは、取捨選択、リズムの把握、ポジション管理です。

仮想通貨界のほとんどの人が同じ落とし穴にはまります。

上がったら飛びつき、下がったら買い漁る。

でも市場は親切じゃありません。感情を刈り取るための機械です。

例えば――

**急騰して、ゆっくり下がるコインは絶対に追いかけるな。**
それは大口がコントロールして仕込んでいるサイン。ゆっくり損をさせられます。

**暴落後に小さな反発があっても、焦って買いに行くな。**
大口が高値で売り抜けるための罠かもしれません。反発を装ってあなたに押し付けてくるのです。

**天井で急に出来高が増えても、必ずしも天井とは限らない。**
時には大口が最後に一押しして盛り上げているだけです。

**本当に危険なサインは高値で出来高がなくなること。**
出来高が消えたらバトンが途切れた合図。この時に逃げないと、最後に乗車する愚か者になります。

**底で出来高が増えても、すぐに入らないこと。**
今の大口は個人よりはるかにプロ。買い煽り、高騰、振るい落とし――何でもやってきます。

本当の底のサインは一つだけ。

**数日連続で出来高が増え、価格がしっかり下がらない時。**

これが買い場です。

多くの人に「どうやって判断するのか」と聞かれますが、特別な秘訣はありません。

何度か死んでみれば、自然と分かるようになります。