世界経済について気になったことを調べていたところ、正直、世界で最も裕福な国々が人々の想像と必ずしも一致しないことに目を見張るものがありました。
裕福な国々を挙げると、まずアメリカに飛びつく人が多いですが、実はその点については違います。アメリカは全体の経済規模では最大ですが、一人当たりのGDPを見ると全く別の話です。その指標は、国の個人の富の分配の実態を示しています。
ルクセンブルクは一人当たり154,910ドルでこのランキングを圧倒しています。シンガポールは153,610ドルで2位です。次にマカオ特別行政区、アイルランド、カタールがトップ層を占めています。面白いのは、それぞれの富への道筋が実に異なる点です。
これらの世界のトップ10の裕福な国々の中には、天然資源を通じて富を築いた国もあります。カタールやノルウェーは石油の黄金時代を迎え、その巨大な石油・ガスの埋蔵量が経済の基盤となっています。カタールは裕福な国から2022年のワールドカップ開催国へと変貌を遂げ、世界的な地位を高めました。
一方で、全く異なるルートをたどった国もあります。ルクセンブルク、シンガポール、スイスは、金融と銀行業を通じて帝国を築きました。シンガポールは発展途上国から瞬く間に世界経済の中心地へと変貌を遂げました。スイスはイノベーションにおいても圧倒的で、2015年以降、グローバル・イノベーション・インデックスで
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