アメリカの超伝導企業(AMSC)の株価は今朝31.5％急落しました。利益は予想を上回ったものの(1株あたり0.20ドル vs 予想0.15ドル)、売上高はわずか6590万ドルで、予想の6720万ドルを下回りました。

さらに痛いのは、GAAPベースの純利益が1株あたり0.11ドルにとどまり、前期比で15％減少したことです。CEOは第3四半期の利益が0.05ドルに落ち込むと予測しており、これは第2四半期の半分以下です。売上高は前年比21％増加しているものの、利益の減少傾向が続いていることに懸念が広がっています。

現在、AMSCの時価総額は18億ドル以上に達し、PERは120倍、フリーキャッシュフロー倍率は95倍です。この評価を利益データに基づいて見ると、確かに高すぎると言えます。ヘッジファンドや機関投資家はすでに撤退を始めており、個人投資家の売りがこの大幅な下落を引き起こしています。