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軍工株が今アツい理由|投資家が見落としてる3つのポイント

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地政学リスクが高まってる今、軍工関連株の注目度が急上昇中。ウクライナ情勢、中東紛争、台湾有事…こういった背景があるから各国が防衛費を過去最高水準に引き上げてる。でも軍工株投資って実は落とし穴が多い。

なぜ今軍工株なのか

昔の戦争と違って、今は「人海戦術」じゃなく「テクノロジー戦」の時代。無人機、精密ミサイル、情報戦…こういった高度な兵器システムは一度開発されたら何十年も使われ続ける。つまり長期にわたる安定した需要が見込めるってわけ。

米国防総省の発表によると、2024年の米国防予算は過去最高の850億ドル超え。中国も台湾も防衛費をアップさせてる。各国がこぞって「低損失・高効率」の兵器に投資してるから、軍工企業の営収は当分伸び続ける可能性が高い。

米国軍工大手5社の実態

ロッキード・マーチン(LMT)

  • 防衛産業の最大手。ステルス機F-35の主要製造元
  • 営収の80%以上が軍事部門。純粋な軍工株
  • 長期的には右肩上がり。株価も堅調

レイセオン(RTX)

  • ミサイル・防空システムの大手メーカー
  • ⚠️ただし2023年は株価が冴えない。航空機エンジン部品の欠陥問題でA320neo関連で300日の修理が必要になるケースも。営業面での課題あり
  • 軍事部門は好調だが、民間部門の不調が足を引っ張ってる

ノースロップ・グラマン(NOC)

  • 世界最大のレーダーメーカー。第4位の軍工企業
  • 宇宙・ミサイル・通信技術など先端分野が強い
  • 配当を18年連続で増配。株価も着実に上昇中。実はコイツが最も投資価値ある

ゼネラル・ダイナミクス(GD)

  • 陸海空全ての兵器を供給。民間部門(プライベートジェット)も手がける
  • 配当32年連続増配の実績。米国でもこれだけの企業は30社しかない
  • 営収成長は地味だが、利益は安定。ディフェンシブな選択肢

ボーイング(BA)

  • ⚠️ 要注意。737MAX墜落事故、新型コロナ、そして中国の商用機参入で民間航空は逆風
  • 軍事部門(爆撃機など)は需要があるが、民間部門の不振が足かせ
  • むしろ「抄底狙い」の銘柄。今は避けた方が無難

台湾軍工株も狙い目

レイガー(8033.TW)

  • ラジコン模型大手から無人機メーカーへ転身
  • 2022年は大幅上昇。今後の需要増加に期待

ハンシャン(2634.TW)

  • 防衛と民間の両部門で営業。訓練機が主力
  • メンテナンス・部品販売で安定した収入源がある
  • ボーイングやレイセオンのような単一製品リスクが少ない

投資する前に確認すべき3つのポイント

1️⃣ 軍事部門の売上比率を確認

  • 軍工株なのに、実は民間部門がメインってケースが多い
  • LMT、NOCは80%以上が軍事部門で「純粋」。ボーイング、RTXは要注意

2️⃣ 民間部門の市場環境をチェック

  • 軍事需要が増えても、民間部門の不調で株価が下がることもある
  • ボーイングが典型例

3️⃣ 護城河の深さ

  • 軍工は参入障壁が超高い。技術は民間の先を行ってる
  • 政府との長期契約で信頼が蓄積。一度契約したら切り替えが難しい
  • 倒産リスクは民間企業より圧倒的に低い

結論:軍工株は長期投資向き

人類の紛争は未来も続く。そんなグロい現実がある以上、軍工企業の需要は尽きない。さらに地政学リスクの高まりで防衛費は上がる一方。**「濡れた雪」×「長い滑走路」×「深い堀」**の3条件が揃ってる。

でも重要なのは純粋な軍工企業を選ぶこと。民間事業が混ざってる企業は、軍事需要が増えても民間部門の落ち込みで結局株価が上がらないってパターンがある。

逆に純粋な軍工企業なら、政府が顧客だから経営破綻のリスクもほぼゼロ。長期ホールドするならNOCとGDは有力な選択肢。LMTも悪くない。

ただし買う前に必ず「この企業の軍事売上比率はいくつ?」を確認しとけ。それが全て。

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