Stable主ネットワークのローンチ初日に早くも大型統合が実現——frxUSDとsfrxUSDという2つのステーブルコイン製品が、LayerZeroおよびStargateを介して正式にクロスチェーン展開されました。

frxUSDはコアとなるステーブルコイン資産であり、その利回りバージョンであるsfrxUSDと組み合わせることで、より広範なOFT資産体系で流通可能となりました。この組み合わせ戦略は非常に賢明です：基礎となるステーブルコインが流動性を保証し、利回りバージョンが長期保有者を惹きつけます。

Fraxlendレンディングプロトコルも同時にStableチェーン上に展開されており、これによりこれらのステーブルコインは単にウォレットで眠るだけでなく、レンディングや流動性マイニングなどのDeFiシーンに直接参加できるようになります。クロスチェーン+レンディングというダブルユーティリティが、ステーブルコイン分野に新たな活用法をもたらす可能性があります。

技術スタックには、クロスチェーン基盤としてLayerZeroを、資産ブリッジングにはStargateを採用しており、現時点の主流なソリューションと言えるでしょう。複数チェーン環境下でステーブルコインを利用したいユーザーにとって、今回の統合は操作のハードルを大きく下げています。