向黎：12月6日 夜 ビットコイン・イーサリアムの取引と分析

時間足レベルのチャートを見ると、ボリンジャーバンドの3本線が同時に下向きに推移し、バンドの幅は徐々に狭まっています。価格は中軸線に密着しており、これは下落加速の基礎を築いています。バンドが収縮する局面では新たな動きが生まれることが多いです。MACD指標では2本線が依然として弱気ゾーンで推移しており、水面下でのゴールデンクロスができても即効性は見られません。市場全体は依然として弱含みで、買いが継続して入っていますが、出来高を見ると実際の参入量は低く、様子見の姿勢が大半を占めています。RSI指標では3本線が弱気ゾーンで安定して推移していますが、KDJ指標の3本線は現在強気ゾーンに入っているものの、KDの2本線が高値圏でデッドクロスを形成したままになっており、弱気ゾーンに入るのは時間の問題です。

各種テクニカルシグナルからも現在の市場は空売り側が依然として主導権を握っていることが明確であり、夜間の取引では順張りで高値での空売りをメインにすることを推奨します。また、特に注意すべきは、ビットコインはまず有効に88700の第1サポートを下回る必要があり、その後88000の節目を割れば、第3目標の86200まで下落する可能性が大きく高まります。イーサリアムはまず3000の第1サポートを有効に下抜けし、その後2980を割れば、第3目標の2820まで下落する確率が大幅に上昇します。

ビットコインは89000-89500の範囲でショート参入し、目標は88000付近
イーサリアムは3020-3040の範囲でショート参入し、目標は2980付近
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