さっき重大ニュースを見た——米国SEC（証券取引委員会）の議長が公の場で「2年以内に市場を全面的にオンチェーン化する」方針を表明した。これは単なる噂話じゃなくて、規制当局が直接発したシグナルだ。

正直、これは毎日コイン界のインフルエンサーが叫んでいるスローガンよりよっぽど現実的だ。規制機関がオンチェーン金融にゴーサインを出すということは、株式や債券といった伝統的資産も将来的にトークン化されて流通する可能性がある。短期的には、市場心理が間違いなく上向くだろうし、ビットコインやイーサリアムが基盤インフラとしての地位をさらに固めるはずだ。でも本当のチャンスは、やっぱり現実資産のトークン化 (RWA) とDeFiのような細分化された分野にあると思う。

ただ、冷静に考えると、2年という時間枠は決して短くない。今一番やってはいけないのは、衝動的にオールインして高値掴みすることだ。自分の考えはこうだ。まず、主流コインはしっかり保有を続ける——これは市場の基礎だ。次に、RWA関連プロジェクトをじっくり研究して、どのチームが実務をしていて、実際の提携事例があるかを見極める。先にポジションを取る方が、話題に乗っかるより堅実だ。実用性のない“エアプロジェクト”には手を出さない。

伝統金融が舵を切り始めた今、これは暗号市場にとって歴史的な節目と言える。冷静さを保ち、学び続け、感情に流されないようにしよう。