ジョージ・トリッチの景気循環チャートがTwitterで回っているのを見て、ようやく騒いでいる理由がわかりました。基本的には、市場がいつパニックになり、好況になり、あるいは苦しい局面に陥るのかを理解するための枠組みで、いま私たちが目にしている状況と照らし合わせると、実際にちゃんと筋が通っています。



つまり、これです。ジョージ・トリッチは景気循環を3つの明確なフェーズに分解しています。まずはパニックの年――1927、1945、2019など――恐怖が支配し、価格がめちゃくちゃに乱高下する時期です。次に、いま私たちが入ろうとしているのが好況フェーズ。そして最後に、難しいフェーズ――資産が底値まで落ち込み、お買い得になる局面です。

私の注目を引いたのは、これが2023年とどう一致しているかです。昨年は、まさに難しいフェーズの典型的な領域でした。すべてが売り込まれており、センチメントは打ち砕かれていた。そこで買っていたなら、基本的にジョージ・トリッチのプレイブックに完全に従っていたことになります。資産は安く、恐怖がどこにでもあって――モデルが予測していたのはまさにそういう状態でした。

そして今、話を現在に進めましょう。私たちはいま好況フェーズにいます。この枠組みによれば、これは利益確定を考えるべきタイミングです。資産価格は、2023年のその底値から大きく回復しています。ジョージ・トリッチのサイクルは、実際には、保有しているポジションで利益を実現するのに最適なウィンドウがまさにここだと示唆しています。

さらに興味深いのは、コンドラチェフの観点です。私たちは、第5サイクル(internet/tech)と第6サイクル(AI、新エネルギー、コンピューティング・インフラ)のちょうど交差点にいます。つまり、昔のポジションを売るだけの話ではなく、次の波を実際にけん引する分野へ資本を振り向け直すことが重要だということです。AI、新エネルギー、計算能力――こうした領域でこそ、本当のチャンスが形になってきています。

結論は?ジョージ・トリッチの枠組みが成り立つなら、これはあなたのポートフォリオに関して戦略的になるべき瞬間です。2023年の買いの機会で得た利益を確定させてから、台頭してくる分野へと資金を再投入する。市場のタイミングを読むことよりも、いま自分が景気循環のどのフェーズにいるのかを理解することのほうが大事なのです。
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