面白い現象を発見しました。大多数の人が損をするのは、判断ミスのせいではなく、そもそも取引システムがないからです。7つの要点をまとめました。きちんと実行すれば口座残高は自然と増えていきます。

まずは資金管理。元本が10万円なら5分割します。1回につき2万円のみ使い、損切りラインは10%に設定。こうすれば、連続で3回失敗しても損失は元本の6%だけ、まだ挽回の余地があります。全額一気に賭ける？それはギャンブラーの思考です。

トレンドでは最も失敗しやすい。下落途中の反発は、ほとんどがダマシの罠。本当にやるべきなのは、上昇トレンドの調整局面で買うこと——他人がパニック売りしている時に安値で仕込む。逆張りで底を狙う？それは現金で運を賭けているだけです。

よくあるミスをもう一つ：短期で急騰したコインを追いかけること。今日30%上がったから飛びついても、翌日には横ばいかジリ下げ、上昇余地はとっくに織り込まれています。結局、自分が高値掴みの犠牲者になります。

MACD指標はうまく使えば非常に便利です。ゼロライン下でゴールデンクロスを突破したら、比較的安全なエントリーサイン。ゼロライン上でデッドクロスなら、迷わずポジションを減らすこと。含み益に執着しないでください。

ポジションの増減は「反人間的」に。利益が出ている時に増やして利益を伸ばし、損失が出ている時は絶対にナンピンしない。多くの人は逆をやって、損失が膨らむほどナンピンして最後は身動きが取れなくなります。

出来高と価格の関係には大口の意図が隠れています。安値圏で出来高を伴ってブレイクしたら、資金が仕込まれているので便乗可能。高値圏で出来高が増えても価格が伸び悩む時は、大口の売り抜けサインなので即撤退。出来高の方が価格よりも正直です。

最後に：毎日振り返り。引け後に今日のトレードロジックが正しかったか、トレンド判断がズレていなかったか、戦略を修正すべきか確認しましょう。システム的な実行を継続してこそ安定した成果が得られます。

まとめると——フレームワーク構築＋厳格な実行＝口座の着実な成長。進歩が遅いのではなく、進むべき道を間違えているだけです。

この取引フレームワークの本質は、徹底的に実行してこそ長生きでき、安定して稼げるということ。無計画に損してから気付くのではなく、システムが感覚より何万倍も大事だと理解してください。